公平な評価と登用の落とし穴「ロールモデル幻想」|女性活躍推進の進め方
「公平な評価と登用」 Action 落とし穴
ロールモデル幻想
女性活躍推進の施策として、たびたび挙げられるロールモデルの提示。その中で、「女性活躍が進まないのは、ロールモデルがいないからだ!」という声をよく聞きます。
しかし、当社が女性管理職を対象に行った調査によると、8割以上の女性が「社内外にロールモデルがいた」と回答しています。さらにこの8割の女性を深掘りしていくと、「私のロールモデルはこの人」と特定の1人を理想としているのではなく、「その人の良い面だけをお手本にしている」ことがわかりました。つまり女性は、「仕事の進め方はAさんを見習おう」「部下の育成についてはBさんが理想」というようにロールモデルをうまく使い分け、会社が提示しようとする“完璧な”ロールモデルを求めているわけではないのです。
このことから、「ロールモデルがいないから女性活躍が進まない」「ロールモデルがいないから管理職になりたくない」というのは“幻想”であり、女性活躍が進まない理由にはならないといえそうです。

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