推進体制づくりの成功Point「経営方針に組み込む」|女性活躍推進の進め方
「推進体制づくり」 Action
経営方針に組み込む
経営陣の姿勢は、良くも悪くも女性活躍の推進に大きな影響を与えます。そのため、女性活躍推進を経営方針に組み込み、経営陣から「全社的な戦略として本気で取り組む」という明確なメッセージを発信してもらうことが大切です。しかし、当社に寄せられた声に耳を傾けると、次のような課題が浮かび上がってきました。
- ・ 経営陣の認識が薄く、(女性活躍推進が)現場に浸透していない
- ・ 経営陣が本気でないため、忙しいという理由で取り組みが後回しになっても許される
- ・ 必要性を理解しない一部の経営層がいる
こうした状況を解消し、経営方針に組み込んで女性活躍を推進していくには、まずは経営陣の理解を醸成する必要があります。そこでポイントとなるのが、女性活躍が経営にもたらすメリットはもちろん、取り組まないことによるデメリットをきちんと周知することです。
例えば、女性が働きやすい環境をつくらなければ、女性の採用が進まない、女性社員の就業継続意欲が低下することで、将来的に人材不足に陥る可能性があります。また、国を挙げて女性活躍がうたわれる中、対外的なイメージが下がり、成長の機会を失ってしまうことも十分に考えられます。
一方で、女性活躍推進に積極的に取り組んでいることが社会に周知されれば、採用数の増加につながるだけでなく、女性ならではの視点や発想がヒット商品を生んだなど、経営的なメリットも期待できます。女性活躍が企業の成長に欠かせない要素であることを理解してもらうことが、経営へ組み込んでいく第一歩です。
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