【ビジネスパーソン1,087人に「仕事と感謝に関する調査」を実施】
今、職場で感謝を伝えたい相手1位は「上司」|
ニュースリリース
|人材育成・社員研修
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2020.11.18
ニュースリリース 新着情報累計13,000社260万人以上に人材育成サービスを提供する株式会社ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション株式会社、本社 東京都千代田区、代表取締役社長 眞﨑大輔)は、ビジネスパーソン1,087人を対象に「仕事と感謝に関する調査」を実施しました(調査期間:2020年10月20日~11月4日)。11月23日(月・祝)の「勤労感謝の日」に合わせ、調査結果を公表します。
調査結果の概要
- 1. いま、職場で感謝を伝えたい相手1位は「上司」
- 2. 回答者の約9割が職場で感謝を伝えている一方、「日々」伝えている人は3割どまり
- 3. 日々感謝を伝えられている人ほど仕事の充実度が高い傾向
調査結果の詳細
1. いま、職場で感謝を伝えたい相手1位は「上司」
「いま、誰に最も感謝を伝えたいですか?」という質問では、「上司」が最多で32.9%、2番目に多かったのは 「同僚」で26.8%となりました(図1)。その他「先輩」が20.4%となり、目上の人への感謝を伝えたい人が約半数となっています。
また、回答者を階層別に分けて結果を見ると、一般社員と主任・係長クラスでは「同僚」が30%前後だったのに対し、課長・部長クラスになると「同僚」と回答した割合は12.8%にとどまりました(図2)。図1図22. 回答者の約9割が職場で感謝を伝えている一方、「日々」伝えている人は3割どまり
「日頃職場の人に感謝を伝えているか」を聞いた質問では、86.2%が感謝を伝えていると回答し、多くの人が日頃から感謝を伝えていることがわかりました(図3)。一方頻度を見ると、「日々」感謝を伝えている人は約3割にとどまり、「たまに」感謝を伝えている人が半数以上を占めています。
図3また、感謝を「伝える頻度」と「伝えられる頻度」を合わせて見たところ、日々感謝を伝えている人の91.7%は、相手からも感謝を伝えられていることが明らかになりました(図4)。反対に、全く感謝を伝えていない人は、68.4%が相手からも感謝を伝えられていない結果となりました。
図43. 日々感謝を伝えられている人ほど仕事の充実度が高い傾向
次に、仕事や組織へのポジティブな印象を問う6つの項目で、自身に当てはまるものを全て選択してもらいました(図5)。
回答数が多いほど、仕事や組織に対してポジティブな印象を持ち、充実していると言えます。
結果を見ると、「いずれも当てはまらない」という人も7.5%いることがわかりました。さらに、日頃感謝を伝えられている人と伝えられていない人で、前問(図5)で当てはまる数に違いがあるかを調べました。日々感謝を伝えられている人ほど当てはまると回答した数が多く、全く伝えられていない人ほど当てはまるものが少ない傾向が見えました(図6)。また、前問(図5)の回答数が3個以上の割合を比べると、日々感謝を伝えられている人は47.5%、全く伝えられていない人は20.0%と半分以下となり、「感謝されること」と「仕事の充実度」には関連性があると推測できます。
図5図6考察
ラーニングエージェンシー
ジェネラルマネジャー(コンサルタント)
根本博之
総合人材サービス会社にて営業を経験した後、ラーニングエージェンシー(旧トーマツ イノベーション)に入社。企業の人材育成などに携わり、年間100回以上のビジネス研修に講師として登壇。現在は、中堅・大企業の人材開発を支援する傍ら、社内コンサルタント育成の責任者を務める。今回の調査を通じ、多くの人が職場で感謝を伝え合っていることや、階層別で感謝を伝えたい相手が異なることがわかりました。変化の激しい今の時代において、多くの人や組織が、自身のものの見方や周囲との関係性の変化を必要とする「適応課題*1」に直面していますが、「感謝」はその解決のヒントとなるかもしれません。
感謝を伝えたい相手は、一般社員は上司、主任・係長は同僚、課長以上は部下が最も多い結果となりました。日々の業務において、指導を受ける、もしくは助けられるなどの接点が多い相手が上位にきたと考えられます。
一方で、課長・部長の中で感謝を伝える対象者として同僚を挙げる人の割合は、主任・係長の約3分の1にとどまりました。課長・部長にとっての同僚とは他部門の同職位であることも多く、関係性を構築することは、組織の適応課題解決の一助となります。課長・部長は、同部門内だけでなく、他部門の同僚に対しても積極的に感謝を伝えることをお勧めします。また、「相手に伝わる感謝」ができているかどうかも大切なポイントです。感謝を伝えているつもりでも、相手に伝わっていなければ意味がありません。特にコロナ禍で働き方が変わった場合、今までと同じ伝え方では、相手に伝わらないこともあります。勤労感謝の日を良い機会として、改めて「日頃感謝を伝えることができているか」を見直すとともに、相手に伝わる感謝の伝え方を考えてみてはいかがでしょうか。
*1 適応課題:人や組織の関係性の中で生じる、既存の方法や個人の技量だけで一方的に解決できない課題のこと
ビジネスパーソン1,087人の「仕事と感謝に関する調査」
調査対象者 全国のビジネスパーソン 調査時期 2020年10月20日~11月4日 調査方法 Webでのアンケート調査 サンプル数 1,087人
*本調査を引用される際は【ラーニングエージェンシー「仕事と感謝に関する調査」】と明記ください
株式会社ラーニングエージェンシー
当社は、設立以来、公開型定額制ビジネス研修 「Biz CAMPUS Basic」、モバイル活用 反転学習アプリ「Mobile Knowledge」、ビジネススキル診断テスト「Biz SCORE Basic」など、人と組織の学びを支援するサービスを開発・提供することで、これまでに累計13,000社以上の企業を支援しています。
代表取締役社長 眞﨑 大輔 事業内容 人材育成・教育研修 本社所在地 東京都千代田区有楽町 2-7-1 有楽町 ITOCiA(イトシア)オフィスタワー18F URL www.all-different.co.jp 【ビジネスパーソン1,087人に「仕事と感謝に関する調査」を実施
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